車に付着する黄砂について悩んでいませんか。
黄砂はただの砂ではなく、PM2.5を含む有害な科学物質や、車のシミの原因になるカルシウム類も含まれています。
愛車の黄砂をキレイに落とす正しい洗い方と同時に、NGな洗い方もご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
車に付いた黄砂の洗い方!ボディを傷つけることなく洗う5ステップをチェック
誤った洗い方をして、ボディに傷がついてしまったらショックですよね。
正しい黄砂の洗い方の手順を5ステップで解説していきます。
Step1:水で黄砂を洗い流す
まずは車の天井から、たっぷりの水で黄砂を洗い流します。バケツだと大変ですので、ホースでまんべんなく流すとラクですよ。
その際に高圧洗浄機を使うと、より簡単に黄砂を落とすことができるでしょう。
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ただし近距離で、直接車のボディに対して高圧洗浄機を使用すると、傷つけてしまうケースもあります。
車から少し離れて使ったり、高圧洗浄機に付いているホースの角度を寝かせて使ったりするのがポイントです。
Step2:カーシャンプーを泡立てて優しく洗う
Step1の高圧洗浄機の使用で、車のボディに付着していただけの黄砂はすっきり洗い流せるでしょう。
しかし、すでに塊になってしまった黄砂はなかなか取れません。
ゴシゴシと取り除こうとすると傷になってしまうため、たっぷりの泡で優しく洗い流してください。
できるだけ泡立ちが洗浄力の高いカーシャンプーを使用し、表面を撫でるように洗いましょう。
シャンプーの泡で黄砂の塊をはがし、柔らかいスポンジでふき取るようなイメージがベストです。
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「陰イオン」と「両性イオン」の2種類の界面活性剤を配合したシャンプーで、ボディを傷めずに汚れや黄砂をすっきり落とすことができます。
コーティング車にも使用可能です。
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ワックスやコーティングを落とさない、クリーミーな泡立ちで黄砂や汚れを優しくスッキリ落とします。
中性なので手に優しいのもうれしいポイントです。
Step3:泡をしっかり洗い流す
泡をしっかりと洗い流しましょう。
洗い流しが不足していると、泡の跡だけでなく再び黄砂が車のボディに付着してしまいます。
Step4:しっかりと拭く
泡を洗い流したあとはキレイな布でしっかりと水分をふき取ってください。
このとき、日常で使用しているタオルや雑巾を使用する方も多いようです。
ふわふわなタオル類であっても、ボディに傷がついてしまいます。
車を拭くタオルはマイクロファイバー素材や、車専用のモノを使用するようにしてください。
最初は水分を大まかに水分を取り、仕上げに上から下に向かってふき取るのがコツです。
Step5:ワックスやコーティング剤で車体を保護
Step4までを実践すれば、車はピカピカになります。
しかし運転しているうちに、またすぐに黄砂が目立つようになることもあるでしょう。
そんな黄砂の被害を最小限に留めるためには、ワックスやコーティング剤の使用がマストです。
ワックスは車の表目を滑らかにしてくれる効果があるため、そもそも黄砂が付きにくいボディにしてくれるでしょう。
コーティング剤を使用しておけば、黄砂の付着が気になるときには少しの水で洗い流せば、すっきりキレイになります。
コーティングは整備工場やガソリンスタンドにお願いするイメージがありますが、市販の液剤を使えば簡単に施術が可能です。
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初心者でも簡単にムラなく使えて、ホイールや樹脂パーツなど、自動車ボディの塗装全般に使用可能になっています。
車に黄砂が付いたときにNGな洗い方
黄砂は通常の汚れとは異なり、NGな方法で洗ってしまうとボディに傷がついてしまうケースもあります。
これからご紹介するNGな洗い方は、避けてください。
NG1:黄砂がついたまま車体をこすらない
黄砂を落としたいからといって、いきなりゴシゴシと車のボディをこするのはNGです。
黄砂とボディの間で摩擦が起こり、傷がついてしまいます。
黄砂はカルシウムや石膏を含んでいるため、風の摩擦でも傷がつく厄介な存在ですから、まずは高圧洗浄機などでスッキリ丁寧に洗い流すのが鉄則です。
NG2:黄砂が付いた車をそのまま洗車機に入れない
黄砂が車に付着して汚くなると、ガソリンスタンドにある洗車機で一気にキレイにしてしまおうと考える方もいるかもしれません。
しかし、実は黄砂が車のボディに固まって付着していると、洗車機の水圧で傷がついてしまうおそれがあります。
車のボディを傷つかないためにも、黄砂の汚れは、丁寧に手洗いしてください。
車に付いた黄砂を放置したときのリスク
車に付いた黄砂は見た目が悪くなるだけではありません。
黄砂は化学反応によって塊になっていき、高圧洗浄機を用いても簡単に落とせなくなっていきます。
無理に剥がそうとするとボディを傷つけたり、シミになったりするでしょう。
最悪のケースでは、黄砂を放置していた部分の塗装がはがれ落ちてしまうこともあります。
また、見た目だけでなくエアコンフィルターの内部に黄砂が入り込むケースもあり、目詰まりを起こすケースもあるようです。
まとめ:車に付いた黄砂は正しい洗い方でこまめに落とそう
大切な愛車に黄砂が付着してしまったとき、正しい洗い方をまとめると下記になります。
まとめ
- 車に不着した黄砂は5ステップで丁寧に洗い流す
- 黄砂をこすったり、洗車機で洗い流そうとすると車のボディに傷がつく
- 黄砂を放置するとなかなか落ちなくなり、トラブルが起こりやすくなる
黄砂の時期は主に春ですが、そのシーズンは洗車の頻度を上げることをおすすめします。
そして車に黄砂が付着したなと感じたときには、できるだけ早めに正しい洗い方でしっかり手入れをすることが大切ですよ。