ダイハツの軽自動車のオイル交換時期はいつ?交換する場所で変わる工賃を比較

女性
ダイハツの軽自動車に乗ってるんだけど、オイル交換の時期は?
男性
オイルだったら何でもOK?どこで交換すれば良い?

交換することは知っているけれど、具体的に何をすれば良いのか分からない……といった方もいるかもしれません。

今回はダイハツの軽自動車を例にして、オイルの交換について詳しくお話していきます。

中間ダイハツ
オイル交換は大切。交換しなかった際に起こり得る、トラブル事例も併せてご紹介していきます

お気に入りのクルマを長く大切に乗るためにも、オイル交換に関する知識を深めていきましょう。

ダイハツの軽自動車のオイル交換時期はいつ?

ダイハツの軽自動車のオイル交換時期はいつ?
クルマの整備の世界では単にオイル交換と言っていますが、正確には「エンジンオイルの交換」をする作業です。

エンジンをスムーズに動かすために使用しているオイルのことで汚れてきたり、量が少なくなったりしてくると、クルマに負担がかかるようになります。

おおよその交換時期ですが、ダイハツの軽自動車ならば10,000km(ターボ車は5,000km)が目安です。

または上記の距離に満たなくても、半年経過したのならば交換を検討する必要があるでしょう。

また、クルマにはエンジンオイルをろ過して汚れを取り除く部分として、「オイルエレメント」があります。

こちらは軽自動車の場合は10,000km、悪路走行が多い方は5,000kmごとが交換の目安になっています。

ダイハツが推奨しているエンジンオイル

ダイハツが推奨しているエンジンオイル
オイル交換をすると言われても、どのエンジンオイルを選べば良いのか迷ってしまう方も多いでしょう。

ダイハツが推奨しているのが、純正の『アミックス』エンジンオイルです。

ダイハツの新車にも使用されているオイルで、ダイハツ車の性能を100%発揮できるように専用開発された唯一のオイルになっています。

数種類のラインナップあり、悪路耐久のような実施試験を経た結果、愛車のパフォーマンスを最大限に発揮できるものを選ぶことができます。

値段は4ℓでおおよそ3,000~3,500円程度、40ℓのペール缶で12,000円程度です。

必ずしもアミックスである必要はないものの、いつまでも新車のころと変わらない走りをキープするためにも、比較検討する際の一つの選択肢に入れてくださいね。

ダイハツの軽自動車のオイル交換の工賃相場

ダイハツの軽自動車のオイル交換の工賃相場
オイル交換をする代表的な場所としてあげられるのが「ディーラー」「ガソリンスタンド」「カーショップ」の3つです。

それぞれ工賃が微妙に異なり、またメリットもさまざまです。

オイル交換する場所 相場費用(工賃+オイル代)
ディーラー 3,000円~
ガソリンスタンド 2,000円~
カーショップ 2,000円~

ダイハツのディーラーでオイル交換

まず「ディーラー」でオイル交換をするメリットは、何といってもダイハツのクルマを熟知した、プロの整備士にお任せできる点です。

オイル交換のほかにもその場で簡単な点検やメンテナンスを受けることもできるので、愛車を長く乗りたい方にオススメします。

ダイハツのディーラーであれば、先ほご紹介した純正エンジンオイル『アミックス』も確実に手に入ります。

安心感は高いものの、ほかと比べると少々工賃が高いことと、エンジンオイルそのものの割引率が低いといったデメリットがあります。

ガソリンスタンドでオイル交換

「ガソリンスタンド」は、給油のついでに気軽に交換できるメリットがあります。

ディーラーよりも工賃相場も安く、気づいたときに即交換できるもうれしいポイントです。

ただしガソリンスタンドによっては受け付けていなかったり、エンジンオイルのラインナップが少なかったりすることもあるでしょう。

カーショップで交換

「カーショップ」は、工賃はもちろんのことエンジンオイル自体もリーズナブルな価格で手に入ります。

また、会員になることで割引になったり、ときには工賃が無料になったりすることもあるので、できるだけ費用を抑えたい方におすすめです。

その一方で休日は混み合っていてなかなか順番が回ってこなかったり、当日の作業を断られてしまったりといったデメリットもあります。

ダイハツの軽自動車のオイル交換を怠ると起こる3大トラブル

ダイハツの軽自動車のオイル交換を怠ると起こる3大トラブル
オイル交換の目安の時期がきているにも関わらず、そのまま乗り続けてしまうとトラブルが発生します。

具体的にどのような問題が発生するのでしょうか。

トラブル1:燃費が悪くなる

エンジンオイルが温まることで、内部に「スラッジ」と呼ばれる燃料の燃えたゴミが溜まります。

スラッジをそのままにしておくことで抵抗が生じ、エンジンオイルが内部をスムーズに循環できなくなり、燃費の低下に繋がります。

また、エンジンオイルの潤滑性能が低下してしまうために摩擦が大きくなり、クルマを動かすために必要なパワーが大きくなってしまうことから、非効率的な状況に陥り、ますます燃費が下がっていくでしょう。

トラブル2:異音が発生

エンジンオイルは厚い油膜をつくり、外部や摩擦の衝撃を和らげ、ベストな状態を保っています。

その一方でエンジンオイルは熱が加わりますから、酸化が進んでいってサラサラの状態になり、薄い油膜しかできなくなってしまうのです。

そうなるどエンジン内部のパーツ同士の摩擦音や振動が騒音となって感じられやすくなり、快適なドライブを楽しめなくなってしまうでしょう。

また、摩擦や衝撃といった負担がかかることから、エンジン内部の環境も悪化していきます。

トラブル3:焼き付きが発生

トラブル1と2でお話した燃費の低下や異音を無視して、さらにエンジンオイルの交換をせずに乗り続けることで、エンジンに焦げ付きが発生する危険が高まります。

エンジンの焦げ付きとは内部の金属パーツが溶けてしまい、くっついてしまう厄介なトラブルで、それぞれのパーツが正常な働きができなくなってしまうでしょう。

また、金属同士がこすれることで摩耗しておき、最終的にはエンジン内部をまるごと交換することになり、高額な費用が発生するパターンもあります。

まとめ:ダイハツの軽自動車を長く乗りたいなら定期的なオイル交換をしよう

まとめ:ダイハツの軽自動車を長く乗りたいなら定期的なオイル交換をしよう
ダイハツの軽自動車のオイル交換についてまとめると、以下になります。

まとめ

  • オイル交換の目安は走行距離が10,000km(ターボ車は5,000km)または前回から半年経過したタイミング
  • ダイハツが推奨しているオイルは「アミックスオイル」
  • オイル交換を怠ると、燃費の低下や異音、焦げ付きの発生などトラブル発生のリスクが高まる

オイルはクルマの内部にあるため、日常的に目にする機会は少ないものです。

だからこそ定期的にメンテナンスをして、ドライブを安全に楽しみましょう。