タントの年代一覧|歴代モデルを徹底比較!

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タントってどんなクルマなのかな?
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タントの年代一覧表が掲載されているページがあれば便利なのに

数ある軽自動車の中でも、ダイハツのタントは歴史のあるクルマです。

現行のタントは4代目になっており、2019年から発売が開始されています。

中間ダイハツ
タントの中古車を検討しているのであれば、初代~3代目が狙い目ですよ

時代が求めているクルマに合わせて進化してきたタントの、歴代モデルについて詳しくお話していきましょう。

タントとはどんな車?

タントとはどんな車?

ダイハツではさまざまな人気軽自動車を開発・販売していますが、その中でも人気ナンバーワンといえる車種が『タント』です。

軽自動車の中ではスーパーハイトワゴンに分類されており、天井が高く、広々とした室内空間が特徴になっています。

中でもファミリー層に人気があり、子育てママからの支持を集めているようです。

その理由としては運転席と後部座席のあいだを遮る柱のようなものがないため、イスをスライドさせることで後ろに座る子どものお世話もラクにできるでしょう。

また、ドアは大きく開くスライドドアになっており、床も低くなっているため、乗り降りも便利です。

このように、日常使いを考えたつくりのクルマになっており、中古車でも安定した人気を誇っています。

タントの歴史は長く、2003年に初代、以降2007年に2代目、2013年に3代目、2019年に4代目が登場しました。

モデルによって仕様が異なりますから、中古車を検討しているのであれば、年代一覧をチェックして、自分の希望に合う一台を見つけてください。

タントの年代別一覧|歴代を徹底比較


今回は初代から3代目のおすすめポイントやスペックを比較しやすいよう、年代を一覧にしてお話していきます。

燃費に関しては、2011年4月以降に型式指定を受けたクルマより、「10・15モード燃費」から「JC08モード燃費」に変更になっています。

そのため、初代タントでは「10・15モード」の記載になっており、2代目の後半からは「JC08モード燃費」になっているため、比較時には注意が必要です。

一般的に「JC08モード燃費」の方が「10・15モード燃費」よりも、1割程度低くなると言われています。

歴代モデル名 おすすめポイント 中古車価格 燃費 排気量
【初代】タント(2003年~2007年)
  • 当時の軽自動車最大クラスになる室内長2,000mmを確保
  • ロングスライドとリクライニングが可能な自由度の高いリアシート
  • 車に衝突安全ボディ“TAF”、安全インテリア“SOFI”、デュアルSRSエアバッグを採用
17.3万円 10・15モード燃費:16.8~18km/l 659cc
【2代目】タント(2007年~2013年)
  • 初代よりも丸みを帯びたスクエアな外観デザイン
  • センターピラーレス&スライドドアドアを採用
  • 室内長2,160mmとさらに広々とした空間を確保
36.9万円 10・15モード燃費:17.6~27km/l
JC08モード燃費:20.8~25km/l
658cc
【3代目】タント(2013年~2019年)
  • 天井から頭頂部までの距離(ヘッドクリアランス)がさらに広々
  • 全グレードに衝突被害軽減ブレーキ「スマートアシスト」を搭載
  • 運転席側にも便利なスライドドアを採用
95.4万円 JC08モード燃費:24.6~28.0km/L 658cc

【初代】タント:L350S/L360S型(2003年~2007年)

中古車価格 燃費 排気量
17.3万円 10・15モード燃費:16.8~18km/l 659cc
おすすめポイント

  • 当時の軽自動車最大クラスになる室内長2,000mmを確保
  • ロングスライドとリクライニングが可能な自由度の高いリアシート
  • 車に衝突安全ボディ“TAF”、安全インテリア“SOFI”、デュアルSRSエアバッグを採用

2003年に登場した初代モデルのキャッチフレーズは「親子にピッタント」になっており、まさにその狙い通り、ファミリー層に爆発的な支持を得ました。

これまでにないコンパクトなノーズ部分に、背の高いトールタイプの車体は、当時の軽自動車最大クラスになる室内長2,000mmを確保しています。

さらにロングスライド(260mm)とリクライニングが可能なリアシートに、約90度まで大きく開くドアなど、室内空間が広々としているだけでなく、使い勝手も抜群です。

生産終了してから時間は経過しているものの、現在の軽自動車に劣らない抜群の使いやすさと積載量を誇っています。

また安全面にも配慮されており、車に衝突安全ボディ“TAF”、安全インテリア“SOFI”、デュアルSRSエアバッグが採用されています。

【2代目】タント:L375S/L385S型(2007年~2013年)

中古車価格 燃費 排気量
36.9万円
  • 10・15モード燃費:17.6~27km/l
  • JC08モード燃費:20.8~25km/l
658cc
おすすめポイント

  • 初代よりも丸みを帯びたスクエアな外観デザイン
  • センターピラーレス&スライドドアドアを採用
  • 室内長2,160mmとさらに広々とした空間を確保

2代目タントは初代よりも丸みを帯びた外観デザインが特徴で、ターゲットである女性を意識したつくりになっています。

助手席側には軽自動車では初となる「センターピラーレスドア(柱がない)」を採用し、抜群の開放感だけでなく、スライドドアを採用したことでさらに利便性がアップ。

このドアの機能性は「ミラクルオープンドア」と名づけられており、3代目にも継承されています。

ホイールベースをさらに延長したことで室内長2,160mmと、初代の2,000mmよりさらに広々としたつくりになっているのも嬉しいポイントです。

開発には子育てママの声が反映されており、多彩なシートアレンジや収納、そしてシートの手入れのしやすさまで、実際のユーザーに配慮したクルマに仕上げられています。

【3代目】タント:LA600S/LA610S型(2013年~2019年)

中古車価格 燃費 排気量
95.4万円 JC08モード燃費:24.6~28.0km/L 658ccc
おすすめポイント

  • 天井から頭頂部までの距離(ヘッドクリアランス)がさらに広々
  • 全グレードに衝突被害軽減ブレーキ「スマートアシスト」を搭載
  • 運転席側にも便利なスライドドアを採用

室内空間をさらに広々と改良し、とくに天井は2代目よりも2cmアップしています。

また、助手席側のみだったスライドドアは運転席側にも採用され、これによって両側がスライドドアになっています。

また、2代目で話題になった「ミラクルオープンドア」はスライド幅をさらに10cm拡張し、フルフラット化されたことで乗り降りがしやすいだけでなく、ベビーカーなど大きな荷物もラクに積み込むことができるようになっています。

ダイハツ独自の環境技術「イーステクノロジー」によって、NA・2WD車はJC08モード28.0km/Lを達成しており、さらに燃費も向上しています。

まとめ:時代のニーズに合わせて進化するタントに乗って快適なドライブをしよう!


ダイハツの人気軽自動車・タントについてまとめると以下になります。

まとめ

  • 初代から現在に至るまで、広々とした室内空間と低燃費で人気を博している軽自動車
  • 両側スライドドアやフルフラットなど、ファミリー層から需要に高い装備が多く、実際に子育てユーザーの声を開発に活かしている
  • 近年では安全性能にも力をいれており、燃費も向上している

初代から完成度の高いタントですが、年代によって外装・内装デザインのコンセプトが異なります。

また室内幅やドアのスライド幅などもさらに向上しているため、中古車を比較検討する際には年代一覧をチェックして、納得の一台を見つけてください。