夏はドライブで遠出したくなる季節。毎年海や山へ家族や仲間と出かけるという方も多いのではないでしょうか?
この時期のドライブで気になるのが、車中環境です。
炎天下に駐車していたら車内が高温になったり、運転中にも強い日差しが差し込んだりと、夏のカーライフは意外と面倒なもの。
また、エアコンの効いた車内でも熱中症の危険性が高まるおそれもあるってご存知でしたか?
夏のお出かけを計画する前に、しっかりと暑さ対策をしておくことが必要です。
そこで今回は自動車の夏対策を解説したいと思います。
自動車で遠出したいけど暑さが不安、夏のドライブをより快適にしたいという方におすすめの内容です。
それでは、ぜひ最後までお読みください。
では、1つずつ説明していきましょう。
この記事を読んでわかること
- 夏前に準備したいおすすめ夏対策やグッズ
- 自動車の夏対策を怠ると起こるリスク

ぜひこの記事を参考にして、この夏快適に安全にドライブを楽しんでくださいね!
自動車の夏対策オススメ6選をチェック!
まずはオススメの夏対策について。
便利な夏対策グッズの使い方や注意点に加え、暑さによる車内での危険を減らす意外な方法までご紹介します。
夏対策1:サンシェードやボディーシートで駐車中の日差しをカット
駐車中に車内の温度が上がるのは、窓から降り注ぐ日差しが原因。
とくに大きなフロントガラスからは多くの日差しが入り込みます。
そこでサンシェードをフロントに取り付け、駐車中の車内に入り込む日差しを大幅にカットしましょう。
サンシェードは、白やシルバーなど光が反射しやすい色を選ぶのがポイント。また、フロントガラスをしっかり覆うサイズを選ぶのも大切です。
また、自宅の駐車場なら、車全体を覆うボディカバーもおすすめ。
日差しによる暑さを抑えるのはもちろん、悪天候や傷からも自動車を守り、一石二鳥です。
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夏対策2:ウィンドウフィルムで運転中の日差しや紫外線もカット
運転中でも窓から差し込む強い日差しや紫外線は、ウィンドウフィルムを貼ってしっかり遮りましょう。
太陽熱を和らげ、日焼け対策としてもおすすめです。
ただし、運転席と助手席の窓の場合、可視光線透過率が70%以上のフィルムを貼ると不正改造とみなされる場合があるので注意しましょう。

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夏対策3:ハンドル日除けカバーで熱いハンドルとおさらば
ドライバーの夏の隠れ必須アイテムとしておすすめなのがハンドル日よけカバー。
炎天下に駐車した際、ハンドルが高温になるのを防いでくれる優れものです。
あまりの熱さにハンドルがしばらく握れないというトラブルを減らしてくれます。
シートクッションになるタイプも多く、使わないときも邪魔になりません。自動車に常備しておきたいアイテムですね。
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夏対策4:車内に物を置くならばトランクへ
出かけた先で車内に物を置いたままにしておく必要がある場合は、座席よりもトランクがおすすめ。
フロントやサイドから直射日光が強く差し込む座席に比べ、トランクは影になりやすく、温度が上がりにくいためです。
とはいえ、食品や精密機器などを置きっ放しにしておくのは危険。
食中毒や故障の原因となってしまいます。
とくに真夏はできるだけ車内に物を置きっ放しにするのは避けたいですね。
夏対策5:冷却スプレーでシートを冷やす
高温になった車内に吹きかけるだけで、一気に温度を下げてくれる冷却スプレー。
座席にスプレーすると、熱くて座れないシートをひんやりと冷やしてくれます。
さらに消臭や抗菌効果を兼ね備えたタイプもあり、1本持っておくと重宝しますね。
ただし、スプレーは可燃ガスを使用しており、破裂のおそれもあるため、車内に放置しておくのは厳禁。
持ち運ぶなどし、車内に置いたままにしないようにしましょう。
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夏対策6:飲み物持参で熱中症予防
長距離ドライブの際はあらかじめ飲み物を持参しておき、熱中症を予防しましょう。
カフェインを含むコーヒーや緑茶よりも、ミネラルウォーターや麦茶などがおすすめです。
ときおり休憩をはさみ、せんべいやスナック菓子など塩気のあるおやつを食べると塩分を補給でき、より効果的に熱中症を予防できます。
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自動車の夏対策をしないとどうなる?
快適な夏のドライブを楽しむためには、暑さ対策が必須です。
場合によっては対策をうっかり怠ると次のような思わぬ危険を招くことがあり、注意が必要です。
熱中症の危険が高まる
じつは、エアコンの効いた車内でも熱中症の危険性はあります。体感温度は涼しくても、車内は放射熱の影響を受け、実際には多くの水分を消費しています。
また、エアコンによって車内は乾燥しやすく、いつの間にか脱水状態になっていることも。
とくに長距離ドライブの際にはこまめな水分補給を心がけ、ときおり休憩をとるなどし、注意を。
エアコンで涼しいから大丈夫と思わず、きちんと対策することが重要です。
やけどの恐れがある
炎天下に駐車していると、車内だけでなくシートやダッシュボードも高温になります。
とくにダッシュボードは、フロントガラスから入る直射日光の影響で70℃を超えることも!
とくにチャイルドシートやシートベルトの金具は熱くなりやすく、やけどの恐れもあります。
赤ちゃんや小さな子どもを乗せる際には十分に注意しましょう。
自動車の夏対策だけじゃない!知っておきたい車内温度を素早く下げるコツ
自動車の夏対策として、車内温度を素早く下げる方法も知っておきたいですね。
手軽なのが、ドアや窓をしばらく開けっ放しにしておく方法。
こもった熱が外へ逃げ、車内温度を下げられます。ドアを何度か開け閉めすると、より素早く温度を下げることが可能です。
エアコンはただ冷房にするだけでなく、ちょっとしたコツを踏まえるだけで、一気に温度を下げられます。
その他、高温になった車内温度を素早く下げるコツについては、以下の記事に詳しく書かれていますのでご覧ください。
まとめ
意外と危険の多い夏のドライブ。暑さが思わぬトラブルを引き起こすこともあり、注意が必要です。
あらかじめ夏対策を講じておけば、暑さを和らげて快適な車内環境をキープできます。
少し面倒に思えるかもしれませんが、本格的に暑くなる前にしっかり対策しておきましょう。
まとめ
- サンシェードやボディシートで夏の日差しや熱をカット
- ダッシュボードに近いハンドルは暑くなりがちなのでカバーを準備
- 暑くなりがちな車内にモノを置くならばトランクがおすすめ
- 夏対策を怠ると熱中症ややけどの危険があるので注意
お出かけの前には夏対策を怠らず、安全に快適にドライブを楽しみたいですね。